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半田市少年少女発明クラブ

半田市少年少女発明クラブ

クラブ開設式

10月10日(土)、創生館にて 愛知県発明協会会長石丸典生氏、半田市副市長藤本哲史氏などのご来賓を お招きして、半田市少年少女発明クラブの開設式が行われました。

新入クラブ員、企画運営委員、指導員、事務局などが参加しました。

会長 加藤 文雄 挨拶

豊田佐吉さんが自動織機を発明したのはこの半田市であります。そのモノづくりの熱意と精神をこの地の子供たちに根付かせたいと思い当クラブの設立(再開)をいたしました。

モノづくりは人づくり、人づくりはモノづくりであります。

発明クラブのご参加いただき皆さん方からそうした素晴らしい人材が育つのを願っています。

愛知県発明協会

  会長 石丸 典生 氏

振り返りますと県下で8番目に出来た由緒あるクラブであります。平成23年に休止されましたが、今回改めて再開されるということで私ども発明協会はうれしく思っています。

 全国に9,000人程会員がみえます。そして3,000人がこの愛知県です。愛知県内の活躍がいかに多いかということです。モノづくりの地域です。豊田佐吉の関係で刈谷市に第1号ができたのが昭和49年であります。

 今ノーベル賞が話題になっていますが、皆さん方の中から将来ノーベル賞受賞者が出るかもしれません。頑張ってください。

半田市 副市長 藤本 哲史 氏

 人生の中で「素晴らし出会いがここにあった」のだといわれるような少年少女発明クラブになっていただきたい。

 楽しい実験、そして出会いで大きく皆さんの将来をひらいていただきたい。

揮毫額贈呈   愛知県発明協会より 

      半田重工業㈱様より3Dプリンターの

       寄贈をいただきました。   

           常務取締役 新美 彰崇 氏

クラブ員代表のことば 

      米田  仁 君

  僕たち半田市少年少女発明クラブ35名は、第1期生としてクラブの規律を守り、協力し合っていつも夢を持ち、粘り強く努力できる人になることを誓います。

講演 『はやぶさ2の秘密

 先日ノーベル物理学賞を受賞した

梶田隆章氏に関連し、スーパーカミオカンデ、ニュートリノなどのお話から宇宙ロケット、小惑星探査機「はやぶさ2」の機能などの講演が行われました。

講師 日本工機株式会社

     白河製造所 研究開発部 

    技術担当部長 村田 健司 氏

 50年程前の初代のペンシルロケット(マジックペンほどの大きさ)はこの知多半島で作られました。武豊の日本油脂という会社で作られました。

探査機「はやぶさ2」が目指す小惑星の名前が「Ryugu」(竜宮)に決まりました。 Ryuguは地球から約3億キロの彼方にあり、、はやぶさ2は2018年の到着を目指し、オリンピックのある年2020年に帰ってくる予定です。

はやぶさ2もいっぱい色々な発明のかたまりです。色々な研究者、何千という研究者が関わっています。私は下についている衝突装置に係わっていました。弾丸を発射して砂を取って帰ってくる装置です。この装置は、今日お見えになっていますが武豊町の斉藤工業さんと協力し合って作った経緯があります。

記念撮影

その後、「はやぶさ2」のペーパークラフトを作りました。

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