平成28年度開講式を開催
半田市少年少女発明クラブの平成28年度開講式が4月2日(土)にツカサ創生館にて開催されました。
半田市副市長藤本哲史氏などのご来賓をお招きし、新入クラブ員、企画運営委員、指導員、事務局などが参加しました。
加藤会長 挨拶
モノづくりは先ず「デザイン」「設計から始まり」どのように作っていくか「いろいろ考える」「頭脳を使う」作業です。
みなさんもしっかり考え、工夫をする能力を養っていってほしい。
半田市
副市長 藤本 哲史 氏
クラブ活動をとおして「おどろき」や「わくわく、ドキドキ」する出会いがあります。
その好奇心をさらにに広げていっていただきたい。
クラブ員代表のことば
森 悠稀 君より力強い宣誓が行われました。
「規律を守り、いつも夢を持ち、粘り強く努力する人になることを目指します。 」
講演 『2045年人工知能が人間を超える : シンギュラリティ』
講師 愛知県立大学 情報科学部 教授 小栗 宏次 先生 (半田市在住)
人類は進化から、道具を使うようになり、道具を作る(発明する)ようになった。
それにつれ脳も大きくなり発達していった。
コンピュターがうまれ、アナログからデジタルへと進化。
交通事故を無くそうという課題から、どうしたら安全運転ができるかと考え、自動運転技術が発達してきた。
発明クラブで勉強することは、「どうしたらよくなるか、楽になるかなど」と常に考え工夫することが一番大切です。
コンピュータはどんどん進化してきており、これからもますます進化を続け、単なる計算機から知的な活動に利用されるようになる。人工知能(AI)の活用が盛んになってきた。
コンピュータに学習させるようになった。(コンピュータが自分自身で勉強きるようになってきた。)
チェスや将棋、囲碁でプロ名人よりコンピュータが勝つようになった。
AIの進歩で2029年ごろには人間と同じほどに知能を持つ、そして2045年頃には我々人類の知能を超えるコンピュータが出てくる。この時点が技術的特異点(シンギュラリティ)と呼ばれるポイントである。
その時代に、ここにみえるクラブ員諸君、発明クラブで色々な刺激を受けて、社会をより良くしていくような発明をしてください。
先生は、クラブ員にも語りかけように、分かりやすく説明をしていただきました。クラブ員のみならずお父さん、お母さん、後ろのいる指導員のおじさんたちも目をぱちぱちさせて聞き入っていました。
その後、「かなづち、のこぎり、糸鋸盤、半田付け、カーターナイフの使い方」を体験しました。
さあ、新しい教室の始まりです。
『ものづくりをしたい!』の気持ちをかなえよう!
「きみの目は みらいをのぞく むしめがね」
科学技術週間 平成28年4月18日~4月24日 標語