創意くふう展作品発表会(その1)
6月からアイデアの検討、設計、作品作りとやってきた半田市少年少女発明クラブ創意くふう展の作品発表会が9月10日(土)に開催されました。当日は、保護者も出席され、当クラブの企画運営委員や協賛企業の方々にも参加いただきました。
クラブ員は、一人ひとり作品の工夫したところ、難しかったところ、感想など自由に発表しました。
作品にはそれぞれ自分で工夫したところが随所に見うけられ、発表も元気よく、うまく説明できました。
また、指導員に心温まるお礼、感謝の言葉もいただきました。
アイデアいっぱいの力作揃いで子供たちも楽しみながらお互いの作品を鑑賞しました。
日頃の生活の中で、「不便」に感じるところ、「なぜ」という疑問を感じるところ、「改善」できそうなところに目を向けるようになり、「どのように改善・くふう」するかなどのアイデアも出てきています。
子どもたちの成長が楽しみです・・・・
クラブ員のそれぞれの発表は下記の写真一覧からご覧ください。
企画運営委員による審査風景
アイデア・デザイン・出来栄えなど指導員・企画運営委員による審査の結果、下記の作品が選ばれました。
表 彰
会長賞
早食い防止フード給餌器
濱田 実希 (6年生)
<作品説明書より>
私のペットは大型犬なのでとても早食いです。でも、自分で器に入れるとつい量を多くやってしまうことがあるのでこの作品を作りました。
フードの量を少なく一定の量を入れられるようにガチャガチャの小さいカプセルを使いました。そこからフードが落ちたあと、スロープで器に入りますが、木だとはねてしまって、うまく器に入っていかないので、はねるのを防止するためにシートをはりました。
私が一番苦戦したのは、ハンドルのL字の継手部分です。
一つは真ん中を残して45度に切り、もう一つは真ん中だけをくりぬいて45度で切って組むようにしました。作るときは、びみょうにずれが出てしまったりしたので苦戦しました。
<寸 評>
フードの流れ、中の構造の精密さ、ペットの名前(JACK)の図柄など、機能面、デザインなどよく工夫され、完成度が高い作品です。
優秀賞
スーパーウルトラミラクル発電機
相川 遼人 (5年生)
<作品説明書より>
この発電機は、手回し、風力、太陽光の3つの発電ができます。
地震や台風などの災害の時に家の電気がつかなくなったら、この発電機が使えます。後ろのスイッチでモールス信号(点滅)も送れるのでる便利です。
優秀賞
青木 孝太 (4年生)
からくり本立て
<作品説明書より>
カラクリを考えるのが難しかったです。
まず前のとってをひっぱてから、よこのペン立のでっぱりをうえにひっぱりながらドッキリのマークをおします。そうするとあきます。
奨励賞
秘密BOX付き本立て
加藤 泰基 (5年)
<作品説明書より>
工夫したところはわかりにくい所に、引出しのかぎをつくりました。(止めねじと同じもの)
引き出しの奥の見つけにくい所に箱を作りました。
引き出しの底を二重にしました。
持ちはこびができるように取っ手をつくりました。
えんぴつで本がたおれないようにできる穴をあけました。
奨励賞
ラクラク雑巾がけ
矢田 実莉 (4年生)
<作品説明書より>
これを作ったきっかけは、ぞうきんがけをしているときろうかをなんかいもいったりきたりするとつかれてしまうので、1回で行けたらいいと思いました。あとからスケボーのようなものをつけました。
つかいかたはよこぼうにぞうきんをつけ、ぼうをさしこんでスケボーにのっそうじをします。
そうじが終わったら、もう一つのぼうをさしこんであそびます。
くふうしたところはあながタイヤにちかすぎたのでちょうせつをしました。
選ばれた作品は、11月5日(土)、6日(日)にトヨタ産業技術記念館で開催される『あいち少年少女創意くふう展』に出品します。
審査の間
図面の描き方講習会が開催されました。
最後に半田市教育委員会の教育部長 小坂 和正様よりご高評をいただきました。
各クラブ員の発表の様子の写真です。
画像クリックで拡大表示されます。(ダウンロードもできます。)
各作品とクラブ員の写真はブログ「創意くふう展作品発表会(その2)クラブ員と作品の写真」に掲載されています。ご覧ください。