創意くふう展作品発表会(2018年)
5月からアイデアの検討、設計、作品作りとやってきた半田市少年少女発明クラブ創意くふう展の作品発表会が9月8日(土)に開催されました。 当日は、保護者も出席され、当クラブの企画運営委員や協賛企業の方々にもご参加いただきました。
クラブ員は、一人ひとり作品の機能、工夫したところ、難しかったところ、感想など自由に発表しました。
発表は、みんなの前へ出て行い発表も元気よく、うまく説明できました。
作品には生活をより便利にしようとする気持ちで、それぞれ自分なりに工夫したところが随所に見うけられ、アイデアいっぱいの力作揃いで子供たちも楽しみながらお互いの作品を鑑賞しました。
日頃の生活の中で、「不便」に感じるところ、「なぜ」という疑問を感じるところ、
「改善」できそうなところに目を向けるようになり、「どのように改善・くふう」するかなどの
アイデアも出てきています。
今後の子どもたちの成長が楽しみです・・・・
第1次審査は、指導員達が子どもたちの発表を聴きながら、くふうしたところ・アイデア・デザイン・出来栄えなど審査しました。
企画運営委員による審査風景
第2次審査は企画運営委員が行いました。
その結果、下記の作品が選ばれました。
会長賞 お手紙作成マシーン白やぎさん1号 榊原 光騎(6年生)
紙送りをまっすぐにすることと、だんさを乗りこえるようにすることが大変だった。
送り出しそうちのうでを、あと3㎝くらいのばすと、もう少しうまく送れると思うので、
そこを直したい。(榊原光騎)
優秀賞 ツエを置くときに固定できるツエ 堀崎 あゆみ (4年生)
おじいちゃんが、キッサテンにいったときに、ツエをおくところがなくて、かけかけるとすぐにたおれてしまいました。
たおれないようにテーブルをはさむ物を考えました。あとかべにたてかけたときに、たおれないようにすべりどめをつけました。
キッサテンなどに行ってもたおれないようにつくりました。
つくえのあつさがちがうので、うごかせます。(堀崎 あゆみ)
優秀賞 よごれない! テープとり 田口 紗帆(5年生)
わたくしはテープをとるときに白いよごれがついてしまうのがきになって、この作品をつくりました。
使用方法はあしについているローラーでテープをだして、テープカッターのところできるというかんたんな方法です。
この作品をつくるとき、一番むつかしかったのがテープカッターの位置をちょうせつすることです。一番きりやすいところにせっちしました。
うさぎのかたちにしたので、実用性もみためもどちらもいいかんじにできました。
はじめて作品を作ったのでしんぱいでしたが、楽しく作れたので、よかったです。!(田口 紗帆)
奨励賞 進化した取り外し可能ジャバラ式傘ケース 竹内 慶太(5年生)
工夫したところ:
まず雨がふったら傘がぬれます。そして建物などに入ると人がいますよね。(当たりまえ)そしてぬれたまま傘が人にあたると人にめいわくをかけてしまいます。
そこで!!これを発明しました。ジャバラケース(785円)を買って水抜きをつけました。
使用方法:
傘を使ったらジャバラを上げてほねの先にワゴムをひっかけます。
そしてまたさすときは、先たん端にあるワゴムのわ3つ分をかけてさします。
難しかったところ:
取り外し可能とするために、傘をさすための穴と水をぬくためのみぞをいっしょにする
ことがとても難しかったです。(竹内慶太)
奨励賞 ビニールひもカッター 水谷 真一朗 (4年生)
使用方法は、じくにビニールひも本体をセットするか、下のぼうにビニールひも本体をセットするかをして、次にじしゃくを取りはずしてから、下のじしゃくの上にビニールひもを置いて、はずしておいた上のじしゃくを ビニールひもの上に置いて、ハサミで切ります。
工夫した所は、かんたんに切れるようにした事と、外がわからひもを出して切ったり、中がわからひもを出して切ったりできるようにした事です。参考になったヒントはビニールひもをセロハンテープカッターみたいに切ったらかんたんに切れるのではないかという事と、ふつうに切る時みたいにはさみを取り付けた方がどうかという事です。
難しかったところは、ヒントを先生にもらうまで切るのをどうしようかなやんだところと、はさみをどうやって本体に取り付けようととした所です。(水谷 真一朗)
選ばれた作品は、11月4日(土)、5日(日)にトヨタ産業技術記念館で開催される
『あいち少年少女創意くふう展』に出品します。
最後に半田市教育委員会 教育部長 岩橋 平武 様よりご高評をいただきました。
各クラブ員の発表の様子の写真です。(一部)
画像クリックで拡大表示されます。(ダウンロードもできます。)
クラブ員と各作品の写真です。
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