ゲルマニウムラジオを作ろう!(2024年 基礎クラス)
9月28日の基礎クラスの教室は、電池なしでラジオが聞ける「ゲルマニウムラジオを作ろう!」でした。
先ずは、ラジオの原理の説明がありました。
ラジオは放送局のアンテナから出た電波を受信します。
電波は電磁波の一種で空間を伝わる電機エネルギーです。
空中を伝わる電波(電磁波)にのせて、信号が送られる。
電波をキャッチする機器を持っていれば、どこでも情報を得ることができます。
空中を伝わる電波は、ラジオ放送以外にもたくさんあります。(テレビ、携帯電話、カーナビなど)さまざまな電波を区別するために、放送局はそれぞれ異なる周波数(電波が1秒間に振動する回数)の電波を使かうことになっています。
この中から目的の電波を受信するために、コイルとバリコン(可変コンデンサー)を使います。
コイルは、ボール紙の筒(サランラップ芯の筒)を使い、110回程エナメル線を巻きます。
先ずコイルを筒に巻きます。
二人づつ協力して巻いていきます。
組立てます。
組み立てが完了したら、屋外に出て、 2階から伸ばしたアンテナ線に接続、イヤホンを耳に当て、
バリコン(可変コンデンサー)を使って(回して)選局します。
「おっ、聞こえる、聞こえる!」と歓声が上がりました。
自分で作った簡単な仕組みのラジオで、目に見えない電波を受信し、音が
聞こえて感動していました。
橋の欄干にアンテナ線を繫いでも聞こえました。
自宅では、窓枠サッシなどに繫いでね。
こんな(コイルを巻いたもの)アンテナもあります。
ラジオ本体をプラスチックケースに収納するとかっこよくなります。
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