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半田市少年少女発明クラブ

半田市少年少女発明クラブ

創意くふう展作品発表会(2022年)

令和4年9月10日(土) 創造クラスは、5月からアイデアの検討、設計、夏休みの特別教室にも参加して、作品作りを進めてきた半田市少年少女発明クラブの創意くふう展の作品発表会が開催されました。当日は、保護者も出席されました。

 コロナ渦で検温・手指消毒をして、席は前後左右空けて着席しました。

基礎クラスのクラブ員は、創生館3階でリモートの見学となりました。

           ‥‥‥ 来年は自分たちも作品作りにチャレンジです。


クラブ員は、一人ひとりみんなの前へ出て、作品の機能、工夫したところ、難しかったところ、

感想など自由に発表しました。









 発表は元気よく、うまく説明できました。

 作品には生活をより便利にしようとする気持ちで、子どもなりの自由な発想で、それぞれ自分なりに工夫したところが随所に見うけられ、アイデアいっぱいの力作揃いで子供たちも楽しみながらお互いの作品を鑑賞しました。

指導員による第1審査の後、企画運営委員による審査が行われました。




企画運営委員の方々のご臨席をいただいて、会長賞初め入賞作品の発表と表彰式ありました。



表彰式



会 長 賞

半田市少年少女発明クラブ 会長 加藤 文雄 柴山 莉子 さん

           

       

「ワンタッチふくろ開け!」 柴山 莉子  5年生


この作品は食品スーパーで生ものを入れる薄手の半透明ビニール袋の口を開けやすくする道具です。
使い方は、手に持った器具で袋の口をホッチキス型器具の下板にある滑り止めに置きます。
上板に取付けたファーンスイッチを押しながら袋を挟むことで、上板に取付けた円柱型滑り止めがスライドして
袋の口が開く仕組みです。
そして開いた口からファーンの風を袋の中へ送り袋を広げます。広がった袋は品物が入れやすくなります。


優 秀 賞


田中 稜人 くん  加藤会長  村瀬 琥太郞 くん 

「我が家のオリジナルワンハンドキッチンペーパーカッター」  村瀬 琥太郞 5年生

この作品はキッチンペーパーを片手で取出せる器具です。

土台に2本の柱を立て柱に取付けた2つの円錐型固定具でペーパーの芯を挟みゴムの力で固定します。

ペーパーを片手で取出すとき半回転でペーパーの回転が止まるようストッパーを取付け切り易くしました。

柱の1本は可動式で固定具が円錐型なのでペーパーの交換や長さや芯の太さが違うペーパーでも使用できます。

土台の裏側に磁石があるので冷蔵庫等に取付けて使用可能です。




「ポータプルエアータオル」 田中 稜人 5年生

コロナで手を洗う機会が増え、タオルやハンカチが湿って、かえって不衛生に思ったので、どこでも使えるポータブルエアータオルを作りました。

強力なファンを向かい合わせに取付けることで手の水滴を飛ばします。

手を入れたときだけ作動するように左右の板にLEDライトと光センサを取付け、向きと感度を合わせてうまく検知できるように調整しました。

家で使うときはコンセントで、持ち出すときは乾電池で動くように工夫しました。


奨 励 賞

大久保 暁成くん 岩田 朋花さん  福山 悠悟くん 藤田 健一くん  


「海の風太郎」 大久保 暁成 6年生

この作品は風力で海のゴミを回収するゴミ回収装置です。

この装置は風力で回転する細軸と直径の大きいプーリーをゴムベルトでつなぐことで、

高速回転の細軸から回転は遅いが強い力で回転するプーリーに伝わり接続されたスクリューコンベアを回転させます。

コンベアを海の中に入れ回転することでゴミが海から陸に運ばれ回収箱に入ります。

コンベアはパイプの中に設置されているので途中でゴミが外に落ちることはありません。

「ゴミ袋楽ックル」 福山 悠悟 5年生

この作品はロール状のゴミ袋を連続して取出せる器具です。

ゴミ袋ケースの側面からゴミ袋を入れ上部から取出しやすいように側面と上部の一部を切取りました。

ゴミ袋を取出すときにケースが持ち上がらないように木の重りを取付けました。

このケースをゴミ箱の底にセットしゴミ袋を取出しゴミ箱に固定します。

ゴミ袋がいっぱいになったらゴミ袋を引上げると次のゴミ袋が連なってきますので切り離して新しいゴミ袋に交換できます。


「夜勉お助け!ね落ち防止ハチマキ」 藤田 健一 6年生

この作品は夜勉強していて眠くなって頭が下がったりのけぞったりしたとき直ぐにメロディで起こしてくれるハチマキ型装置です。

ハチマキは頭に付けるのでなるべく軽い部品を選定し、傾き感知センサとメロディ回路を組合わせたプリント基板を作製しました。

基板はマジックテープでハチマキに取付けてありますので簡単に取外しができ、頭にハチマキを付けてから基板を取付けたり、ハチマキの洗濯もできます。






「ゴミLOOKラクラククリーナー」 岩田 朋花 5年生

この作品は見にくくて暗く狭い場所や、高いところでも映像を見ながらお掃除ができる掃除機です。

この掃除機は先端(床用ノズル)にライト付マイクロカメラを付け、Wi-Fiを介してスマートフォンで映像を見がら掃除ができる仕組みで、カメラはマジックテープで簡単に取り外しができ、カメラの高さと向きを変えることもできます。

スマートフォンを取付ける台は、形の異なる掃除機にも簡単に取付けできるように工夫しました。


これらの作品は、11月5日に開催される「あいち少年少女創意くふう展」に出品されます。


最後に半田市教育長 鈴川 慶光 氏よりご高評をいただきました。

日頃の生活の中で、「不便」に感じるところ、「なぜ」という疑問を感じるところ、

「改善」できそうなところに目を向けるようになり、「どのように改善・くふう」するかなどの

アイデアも出てきています。

今後の子どもたちの成長が楽しみです・・・・

途中、審査集計の間、特別指導員 村田健司先生による「はやぶさ2リュウグウの石の秘密 」の講演を頂きました。

クラブ員と各作品の写真です。

    画像クリックで拡大表示されます。(ダウンロードもできます。)


作品発表会アルバム




また、当日当クラブの企画運営委員会が開かれ、上期の活動報告が行われ、今後の方針・予定などが話し会われました。




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