「 カム機能の勉強とカム工作」
令和元年7月27日、8月17日は、カムの仕組みと3機能(動きの変更、回転・上下・左右)を理解し、 これらの仕組みを持つ木工工作です。
先ずは、「回転」「上下」「左右」に動きを変えるカムの機能の勉強をしました。
台座の作成からです。穴をあける位置のケガキ
組み立て
上に人形等の飾りを付けて 完成
からくりにはカムが使われます。
ビデオによる「からくり儀右衛門」の紹介がありました。
日本の近代技術史に名を刻む天才機械技術者「からくり儀右衛門」とは、東芝の創業者田中久重のこと。 彼のユーモアとアイディア、いたずら心は、奇天烈なモノから時代の最先端の製品までつくりあげました。
日本の近代の幕開けの時代、一生涯、あたらしいモノづくりへチャレンジし続けた発明家・技術者でした。
人形を動かすからくり仕掛けは、現代の機械工学にも通じる原理を具えた"機械そのもの"です。
儀右衛門は失敗を恐れることなく、チャレンジし続けた!
わずか8歳にして開かずの硯箱をつくった久重。"発明の虫"は成長とともに大きくなり・・・。 ゼンマイ仕掛けのからくり人形づくりから身を起こし、和時計の最高傑作、蒸気機関、電話機までも開発します。
「からくり儀右衛門」は人を喜ばせることに何よりも生甲斐を感じ、人々の必要としているもの、生活を豊かにするものを考え、そのアイディアを次々と形にしていきました。
クラブの子どもたちも、日常の中で「不便」に感じるところ・「なぜ」という疑問を感じること・改善できそうなことなどに目を向けて、どのように改善・工夫するとよいかなどアイデアを出しましょう・・・・。
来年度には創意くふう展の作品作りが始まります。