基礎クラス「からくり弁慶作成」 2024
11月23日(土)は、基礎クラスの操り人形「からくり弁慶」工作です。
人形を動かすからくり仕掛けは、現代の機械工学にも通じる原理をそなえた"機械そのもの"です。
まず「からくりとは」・・・・
半田の山車からくり
細い竹の管(くだ)を胴体や手足として、これに糸を通し、その糸をあやつり動かすからくり玩具を総称して、「管人形(くだにんぎょう)」と言います。
からくり弁慶、これを作ります。
けがきをして
のこぎりで切って
組立て、糸を通して・・・
装飾をして完成
東洋のエジソン「からくり儀右衛門」についての説明も行われました。
日本の近代技術史に名を刻む天才機械技術者「からくり儀右衛門」とは、東芝の創業者田中久重のこと。 彼のユーモアとアイディア、いたずら心は、奇天烈なモノから時代の最先端の製品までつくりあげました。
日本の近代の幕開けの時代、一生涯、あたらしいモノづくりへチャレンジし続けた発明家・技術者で「東洋のエジソン」と呼ばれました。
人形を動かすからくり仕掛けは、現代の機械工学にも通じる原理を具えた"機械そのもの"です。
儀右衛門は失敗を恐れることなく、チャレンジし続けた!
ゼンマイ仕掛けのからくり人形づくりから身を起こし、和時計の最高傑作、蒸気機関、電話機までも開発します。
画像クリックで「久留米からくり振興会」ホームページへ
「からくり儀右衛門」は人を喜ばせることに何よりも生甲斐を感じ、人々の必要としているもの、生活を豊かにするものを考え、そのアイディアを次々と形にしていきました。
クラブの子どもたちも、日常の中で「不便」に感じるところ・「なぜ」という疑問を感じること・改善できそうなことなどに目を向けて、どのように改善・工夫するとよいかなどアイデアを出しましょう・・・・。
来年度にはアイデアいっぱいの創意くふう展の作品作りが始まります。
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